| トップ | ブログ | バイク | 電子工作 | デジ物 | WEB | 旧館 | 掲示板 | 画像掲示板 |
Topics
Single Nuts Running & SR25th Anniversary
走行会
8/10無事終了:
またやるって
概要
掲示板
問い合わせ
 
バイク:SR:エンジン


最初についていたエンジンは30000キロ以上入手してから走ったので、載せ替えを決意。
走行6000kmのエンジンを中古で購入し半年かけて、各種書籍や資料、賢者の知恵などの力を借りて居間でチューンしました。

分解時の写真は部品毎に撮影してあるので、整理が付き次第アップします。

その間、何度かゴム好きなにょろにょろ君に部品を持ち去られたこともありました。
ボーリングとクランク心だしとサンドブラストはスラクストンにお願いしました。

弱点は、鍛造ピストンのためにクリアランスが広いので、高速で6000rpm位を維持して走るとすごい量のオイルが消費されます。また、ハイカムと高圧縮とWMのキックペダルの組み合わせのためにケッチンを食らいやすくなっていることくらいです。軽量化と相まって、スタートダッシュは見違えるようになりました。
組み方のつめが甘いせいか、ピストンの重さのせいかわかりませんが、振動を消し切れていないのであまり上まで回していません。6000rpmからも回りたがるのですが、振動で体が...。

シリンダー右側
シリンダー右側

 

腰上でいじってあるのは、
・ ワイセコピストン(若干削ったもの)
・1サイズ(約0.5mm)ボーリング
・500クランク(バランス取り直し)
・ヨシムラステージ2カム
・ヨシムラバルブスプリング
・オーバーチタンリテーナー
・ バルブポリッシュ(手作業)
・シリンダーとヘッドカバー、サンドブラスト
・カムカバーとキックインジケーター、バフがけ

そのほか、 カムギヤの面取りやオイルラインなどのバリ落としなどを行っています。
ノーマルよりはかなりパワーアップ。圧縮が上がって、ハイオク仕様になりちょっと気むずかしい感じに。
キックインジケーターは下向いています。

シリンダー左側
シリンダー左側

 

左に比べるとかなりごちゃごちゃ。
点火系はハーネスを太くしつつノロジーにNGKのイリジウムをオレブルのコイルで駆動しています。シリンダーヘッドとコイルはアース線でつながっています。
点火時期などはノーマルのまま。
オイルラインはノーマルですが、エンジン内部のバリや角を落として流れをよくしています。
ガソリンは、ワンタッチカプラーとフィルターを通してキャブにつながっています。ワンタッチカプラーはキャブのセッティングなどに便利です。

発電機カバー
発電機カバー

 

発電機のカバーはYAMAHAの文字を削りバフがけしてあります。後部のオイルラインのカバーは切り取ってしまいました。
ねじはポジポリーニです。

内部のギヤの歯は、端面をバフがけしてスムーズに動くように加工してあります。

オイルドレインフィルター
オイルドレインフィルター

 

エアクリーナーケースをつけていないので、オイルドレインはフィルターをつけています。
クランクケース内のオイル戻しを若干削ったこともあり、オイル消費が激しいので、純正のオイル戻し?とK&Nのフィルターを併用してあります。
周辺の汚れが減ったので効果は高いようです。
オイルキャッチタンクも必要かも。クリアランス広めのピストンからのオイル上がりの方が多そうですが。

青い部品はオーバーのスイングアーム用のチェーンスライダーです。若干スイングアームがチェーンにこすられて削れているのでもう少し長いか大きなものがほしいかも。

オイルドレインフィルター
オイルドレインフィルター

 

別アングルから。

純正のオイル戻し? はゴム製で内部にプラスティックの板が入っているのですが、エンジン内部の空気の振動でかなり暴れるため、フレームにタイラップで固定してあります。

ドライブスプロケット周辺
ドライブスプロケット周辺

 

ドタイブスプロケットはサンスターのものを使い、ナットは純正をオイル焼きして黒くしてあります。
クランクケースは艶消しの耐熱塗料で仕上げてあります。
純正のエンジンからのハーネスは緑色でうるさかったので黒いテープをまき直しています。(一部残っていますが)

タンク左側
タンク左側

 

タンクの左側からエンジンを見下ろしたアングルです。


ピストン交換(ワイセコ→ヨシムラ)

こないだ(2003.8)新ヨシムラのピストンに載せ替えてみました。
シリンダーもついでに交換。旧型のシリンダーです。
開けた感じ、ピストンもシリンダーも元気だったんだけど、オイル上がりがすごかったので、その対策です。
ワイセコが悪いんじゃなく、クリアランスを広く取りすぎたあたしが悪いんで、ご注意を。

交換作業などは(写真)こちら(別館記事)こちらに。