排気系はヨシムラのカーボンサイクロンを加工したものを使っています。
エクゾーストとヘッドの接合部分は、パイプにあわせてポートを削ってあります。
パイプ自体は廃熱をシリンダーに伝えないようにするためと、管長が長いので排気速度を上げるために断熱テープで巻いてあります。
雨が降るとしみこんだ水がかなりの湯気を上げます。
パイプ入り口に排気を絞る部分がありましたが、排圧を下げるため削ってはずしてしまいました。

クランクケースの汚れは鋳鉄ディスクから飛び散った錆です。
クラッチカバーはYAMAHAの文字を削りとばした後、バフがけしてあります。こちら側もポジポリーニで止めています。
アンダーガードはWMのアルミ版です。

ヨシムラのサイクロンはセンターだしですが、センタースタンドを使えるようになっています。
写真は取り付け時の様子です。
断熱テープは地面の段差とこすれて切れています。

センタースタンドがエクゾーストパイプやチェンジペダルと干渉するので、センタースタンドの右側付け根にストッパーをつけています。
ゴムをタイラップで止めて幅を調整しています。

サイクロンの内部は作り替えています。
スチールのパンチメタルにグラスウールを巻いてあります。
最初、アルミで作っていたのですが、排圧で吹き抜けてしまったのでスラクストンにお願いして作り直しました。

排気音に耳障りな音が混じっていたので、排気口の穴を広げつつ、形状をスムーズに削り直してあります。

純正に比べると重さはかなり軽くなりました。
音はうるさいですがスーパートラップよりは穏やかです。

かなり長いのでもう少し長さを短くした方がいいかもしれません。